「誰もが抱えている葛藤を表現した作品シリーズ」
日々の苦悩から殻を破り捨てるまでを表現した作品
テーマ: 光と影と水、脱ぎ捨てる己の皮、Loneliness.
撮影: Parnell, Devonport, St Heliers and Kohimarama, New Zealand
「誰もが抱えている葛藤を表現した作品シリーズ」
日々の苦悩から殻を破り捨てるまでを表現した作品
テーマ: 光と影と水、脱ぎ捨てる己の皮、Loneliness.
撮影: Parnell, Devonport, St Heliers and Kohimarama, New Zealand
2002年9月11日、ちょうどあの日から1年目の日、僕はNewYorkへ行った。
その日のニューヨークは、悲しみのオーラに包まれていて、誰もが2度と、あんな悲劇が繰り返されてはいけないと願い、街の至る所でキャンドルに火を灯し冥福を祈っていました。
僕はカメラを片手に街中を歩き回って、沢山の人と話をした。
ひとりの年老いた女性が言った言葉を思い出します。
「何十年も側にいてくれたあの人に、ありがとうも言えなかった」
「自分が何気なく過ごしていた毎日がどれだけ素敵な物だったかを知った」と。
生まれた事、そして死んでいない事は奇跡だと思った。
今を生きること、過去を忘れない事
それができたら、明日はきっとやってくる。
WE REMEMBER
「僕は絵が書けないから」
よくこの言葉を口にする人に出会う。
だけど本当にそうなのだろうか? 僕はそうは思わない。
書けないのじゃなくて、書いてないのだと思う。 誰もがアートの感性を持っていると思う。
僕はその事を証明したくなった。
だから街に出た。 通りがかる人々に質問をした。
そして気付いた事。
どんな人にも「好きな色」があった。
その人しか知らない秘密の色。
桜を見ると思い出す
生前の母の事
散りゆく姿さえも、力強く見えた。
地があり、花があり、空があり、雨が降り、僕らの街がある。
撮影:Auckland, New Zealand.
花が好き