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「自由ヶ丘 ~Freedom Hills~」 予告編

中国人監督、Niu Hanと「映画を撮ろう」という一言から始まった作品が、海を越えて中国へ行き、たくさんの人達の力を足して、ようやく完成しました。

「自由ヶ丘 Freedom Hills」

監督:Niu Han
プロデュース:Niu Han、倉木拓郎(ex.山田拓郎)
出演:倉木拓郎(ex.山田拓郎)、大竹佑季、佐藤ルプレートル研二
音楽:吉俣良、MOBY

あらすじ

「東京。揺れる想い。」

小さなライブハウスで歌い続ける、リネ。「透明人間になりたいの。ちょっとずつ色素が薄くなっていって、誰にも気付かれないように消えていきたい。」世界への疑問と喪失感の中で居場所を求め、自分の中の何か確実なものを求めては、何人もの男と体を重ねていく。

家庭を持ち、ビジネスも拡大し、世間的には「成功」を収めている、ジュン。「俺って自由じゃねぇな。」リネとの安定した関係にも疑問を持ちはじめ、それでいてどこにも踏み出せずにいる自分に対しての苛立ちを、一見、自分自身への無関心を装うかのポーズの中に隠そうとしていた。

何をやっても中途半端で、今日も会社を解雇され家路に戻るフリーター、ハチ。「俺は芸術家だっつーの。」鏡に映る自分に言い聞かせるように投げ放つ、受け入れがたい理想と現実との間に架空の橋をかけるような言葉。ある日、サイコロを振って出た「3」の数字に運命を託し、世界に意味を見出そうと歩く街の中でリネと出会う。一夜を共に過ごすが、空気のようにすり抜けていく彼女の「自由」に惹かれていく自分に気付く…。

在るべき姿、そして求められる姿との狭間で壊れはじめていく、ジュン。
変わらない世界をこの目で見据えようと何かを決めた、リネ。
始まりを、自分の中で見出そうと変わりはじめる、ハチ。

人はどうして不完全なのか。自分に足りないものを求め、自分以外の魂に惹かれ、最後は一人で生きていく。自由を求め、自由を恐れ、最後には一人で死んでいく。

「東京」の片隅で、三人の魂が交わる瞬間を捉えたNiu Hanの初監督作品。